研修11日目
今日は朝7時からタオダン公園で例の彼らと踊りました。
お互い少しずつ考えてきたルーティンをおしえあい、そのあとには一人一人フリースタイルで踊って、かなり簡易的ではありますが、ムービーをとりました。
彼らが編集してくれるみたいなので、完成版を入手したらいつかの機会に皆さんにも見てもらえたら、と思います。
そのあとは少し、彼らの得意とするタットというダンスを教えてもらいましたがかなり難しく、、
More creative!!!と何回も喝を入れられました(笑)
できるできない、や正確さよりも先に、楽しむ気持ちやチャレンジすることをやめない精神が、日本人の傾向というか少なくともあたしとは大きく違うところだと思います。恥ずかしがる前に全てに素直というか。
あたしは自信を持ってできると言えるまで、人目につかないところで隠れて練習するタイプなので、、(笑)
純粋なダンスを愛する気持ちと、それ以上の努力を続けている彼らを本当に尊敬するし、たくさんのことを教えてもらったように思います。
練習している途中にお友達とウォーキングをしているビンさんにもお会いしました!お会いできる機会を逃してしまったことがかなり心残りだったので、本当に嬉しかったです。
そのあとは、コーヒー飲み行こう!とさそってくれて、少しお話をしました。
横にあたしがいるのに、彼らが編集ムービー用のあたしへのメッセージを撮り始めたときは、英語わからないふりしてしらばっくれるのに精一杯でした、今にも泣きそうで(笑)
英語も十分に話せないし、コミュニケーションの唯一の手段はダンスで、彼らにはかなり苦労をかけてしまったと思います。それでもいつも優しくて笑ってくれて真剣な話も持ちかけてくれて、少し調査からははみ出てしまいますが、本当に大切なことをたくさん彼らから教えてもらった気がします。
ダンスを頑張りながら、フードテクノロジーの勉強を大学でして、将来はエンジニアになるんだって目を輝かせて話してくれて、将来の夢をこんなにもきちんと語れて、自分の好きなものも持っていて、こんながむしゃらにがんばる18歳と出会ったのは初めてです。
いろんなことを考えさせられました。
調査のことに戻ると、どうやら大学にも、サークルのようなものなのか、ダンスのコミュニティがあるらしく、大学対抗バトルも存在するみたいです。動画を見せてもらいましたが、かなりレベルが高かったです。
かれは事情があってこのチームには入っていないので詳しい話は聞けませんでしたが、十分な情報を得たのでこれから調べてみたいと思います。
あとは、彼らが所属しているcrewの話をよく聞いていたのですが、これまでいまいちピンときていなくて、、
crewというから、ダンスチームのようなものかと思っていたのですが、そもそものcrewという単語の解釈が食い違っているようで、どうやらダンススクールに似たようなものらしく、これも帰ってから調べてみます。
そんなこんなでついにお別れの時間がきてしまったのですが、まさかさよならを惜しんで自分が泣くほどの人にこの滞在で出会えるなんて思ってもいませんでした(笑)
たくさん素敵な思い出を作ってくれただけでなく、あたしのこれからの新たな目標を作るきっかけもくれました。
彼らが日本に来る時は連絡してくれること、あたしがまたベトナムに来る時は一緒に踊ること、お互い忘れないことを約束してばいばいしました。
今日のブログはすごく情緒的になってしまって申し訳ないです、、
でも、テーマをダンスにして、本当によかったなと思います。
もちろんダンスについて、深く考え直す機会にもなっていますが、その他の面での気づきがとても多い気がします。ちゃんと日本に持って帰って生かしたいと思うことばかり。
明日明後日、ダンススタジオに行き調査をして、現地での調査は終わりになるので、ひとつでも多くのことを吸収して帰れるように、アンテナをはっていきたいです。