研修13日目

 

 

今日も朝からダンススタジオへ。

 

今日はdancenterというスタジオにいってきました。

先日までのdancespaceのHPは英語だったのに対して、こちらはベトナム語表記であったため、比較的ローカルなスタジオであると予想して向かったのですが、スタジオに着いた瞬間入口から人がたくさんで、それもいろんな国の人!

 

私の受けたjazzのクラスには15人ほどの人がいました。

 

すごく魅力的な方で、上からの物言いみたいになってしまうのですがいままでのクラスの先生と比べ、主導権を握って進めてくれている感じがしました。しかし、やはりこちらのクラスでは一貫して説明が少ないです。みんなで合わせようとか正確さよりフィーリングなんですね、大切なのは。

 

 

いままでのレッスンがほぼプライベートレッスンだったのに対して、今回は完全にオープンクラスだったので、どちらにも良い点とどうしてもおろそかになってしまう点はあると感じました。

 

 

あとは上に立つ人は、スキルももちろんですが、声の発し方や自分の貫き方のさじ加減が大切なのだなあと感じます。テンションの持っていきかたとか。

 

 

あとは生徒さんたちがアットホームで、自分の殻を破って全力で楽しむのが上手だと感じます。いろんな国籍の方がいるのに関係なくて、日本は恥ずかしがったり正確さを求めたがりがちなので、刺激になります。

 

 

今日は中国人の生徒さんとお話ししたり、英語圏の人も困っていたら助けてくれたり、2週間たっても毎日が新鮮です。

 

 

そのあとは晴れていたのでもう一回2区を散歩してみました。

 

入ってみたカフェが、オーシャンビュー?リバービュー?で素敵でした。

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夜は報告会。

 

改めて、本当に素敵な環境にいることを実感できて、今回の研修では、自分に自信を持てるようになったし、逆に課題も見つかったし、帰国後の目標もできました。

 

自分のための時間を2週間とれたことで、たくさん向き合えたし、考えることがたくさんありました。

 

今は、こっちで感じた、日本にいた頃の自分への矛盾とか改めたいと思う考えとか、出国前と比べて良い方向に変えられたと思う自分の考えが、このあと日本に帰って、環境が戻ることで逆戻りしてしまわないか、少し怖いです。

 

 

 

 

ホーチミンは自由な街で、良い意味で他人にあまり干渉しない気がして、生きやすかったです。自分がここでは外国人だとわかっているからかもしれないけど。

それでいて、一回会ったらもう友達かのように、朝すれ違えばあいさつするし笑顔だし、ここでの人との距離感の取り方が私は好きです。

東京はどっちかというと、顔を知っててもなんとなく気づいてないふりで、その割に人の悪いところばかり目に付けてうわさ話するのが好きといった、こことは逆の印象だったので。

 

 

 

 

あとは、いろんな人への感謝の気持ちを最近おうちでしみじみ感じています。

昔から、私の親は無茶苦茶なことをいっても最後は好きなことさせてくれて、今回の研修もスタートは親が送り出してくれたからこそです。
そこに、私のやりたいことを理解してくれて応援してくれて、全力で最大限実現させようとしてくれる先生方のおかげで、ひとりでは到底できなかったような体験をいくつもさせていただけましたし、今の地点でも自分は何倍も大きくなれたと思えます。
辛いときは支えてくれる仲間が授業を通してできたことが私は嬉しいし、今日の発表を聞いていて、改めてみんなを本当に尊敬しました。このブログみたいに自分の思ってることオープンにすることは普段本当にないけど、それをみんなに向けてなら恥ずかしがらずにできる自分にびっくりしてます。(笑)

そんな恵まれた環境の中でも、時には日本を恋しく思わせてくれるほどの日本の友達の存在も大きいと、再確認させてくれた2週間で、帰ってからはまた、あたしと関わってくれているいろんな人をまた新しい視点から大切にしたいと思いました。

 

 

 

今日の報告会では、みんな一緒にベトナムにきて、同じだけの時間を過ごしているのに経験したことは多種多様で、その中で同じ経験をしたとしても人によって感じることは全く違っていたり。でもやっぱり同じ場所にいるから、研究テーマは全く違うのにどこかで自分の体験と話が被ったり。

 

例えばあたしはダンスを通じて大学生とたくさん話をしたなかで、大学生を研究している友達に共有したいことがあったり、日本に旅行したことのあるベトナム人の体験話を聞いていたので観光業をテーマにしてる子に話したいことがあったり、その話を聞いた体験とみんなの調査結果を結びつけて、

日本人は極端に英語ができないイメージをベトナムの人々が持っていることを知った今、もしかして日本語を勉強するのと職業を結びつけるのには、そういった日本人の特徴へのイメージも関係してるのかな?とか予想してみたりしました。

 

 

あとは、皆それぞれが、自分の調査のためにこちらの人々を少なからず動かしている(あたし達の研究のためにこちらの人々が動いてくれてる)のを感じて、ベトナムの人々の暖かさを改めて感じるとともに、この研修はすごい力を持った人々の団体だなあ、と感じました。

 

 

研修終わっちゃうの、本当に寂しいです。

明後日、みんなと空港でばいばいするときはどんな気持ちなんだろうってすごく考えます。

 

けど、そんなことの前に残された明日を存分に楽しみます!