研修4日目
今日は夜までフィールドワークの日。
こっちに来てから毎日、朝の運動を試みるも、なかなか疲れを取り除けず、研修の時間ぎりぎりにとびおきる生活を繰り返していたので、やっとのチャンスだと今日を楽しみにしていました!
計画通り早起きをし、ストレッチやらなんやら済ませ、6時には家を出てランニングをしました。
初日に乗ったバスの中で、朝の5時代にも車通りが多くてびっくりしたのが印象的でしたが、こちらの交通量に目が慣れたのか、3日経った今日は、朝はバイクが少ないなあ、と感じました。
最初の目的地であるレバンタン公園へ。
私の調査テーマである、ダンスに少しでも関係するものを見つけられたら、と訪れました。
7時前でしたがすでにたくさんの人がスポーツをしたりおしゃべりしたり
朝ごはんにバインミー!パクチーときゅうりと赤唐辛子が添えてありました。カフェスアダーがきちんと伝わらなかった事件はこれで2回目です
そのあとここで運動していたら、少し先にダンスを踊り始めた女性を発見したので話しかけてみました。
少し話していると、この方は日本でいう社交ダンスかな?男性とペアを組んで踊っているようで、毎日6時半からこちらで練習をしているけれど今日は相手の男性がいないんだと教えてくれた。
たしかにこの公園ではそういったダンスを踊っている人々はよく観察していたのだが、
ストリートダンスを踊る人はいないのか尋ねたところ、とあるバーと通りを教えてくれた。
やはりhiphopなどはイコールでクラブやバーに結びつくらしく、調査が難しそうだなあと感じていると、明日の練習に来ないか、と声をかけてくださいました。
すごくよくしていただき、少し調査からそれた話もして、学校のプログラムで2週間ベトナムにいると伝えると、たった2週間だけ?本当に?とびっくりするほど驚かれました(笑)
自己紹介をして今日はお別れをしました。See you tomorrowを言える日が来るなんて嬉しくて、スキップしそうでした(笑)
次の目的地、タオダン公園まで歩きながら行きました。
昨日歩いた道と同じだったので、土地勘がつかめてきたのと、朝と夕方では少し雰囲気も変わるなあと思いながら、途中の昨日気になったカフェに入りました。
外装が素敵で目にとまったので、少し高めの値段設定かなあと予想して入りました。ドリンクのお値段は42000ドン。日本円で約200円でした。
カフェを出て、タオダン公園に向かうまでの間に小さな公園があったので寄ってみました。
大きな音で音楽がかかっていたので行ってみると、小学生くらいの子供たちに私と同じ年くらいの女性がダンスを教えていました。
30分ほど観察していたのですが、振りを渡すときに2回ほど説明してすぐに音楽をかけるので大丈夫かと心配になりましたが、子供たちの飲み込みの早さに驚きました。
レッスンはなかなか終わりそうにないので、先生にインタビューするのは諦めて、近くに座っていた関係者らしい男性に話しかけたところ、英語が話せないみたい。結局先生の1人を連れてきてくれて、生徒さんたちを休憩させてインタビューに答えていただきました。
毎週日曜の7時から10時まで、ボランティアで子供にダンス教えてるそう。ダンスクラブだったり、固定された団体ではないそう。
それから、目的地に到着するとすぐ目の前にストリートダンサー2人組が見えました!popというジャンルを踊っていて、初めてストリートダンスをベトナムで発見したので、すぐに話しかけに行きました。あなたはダンサーですか?と聞かれたのでイエスと答えると、じゃあ踊ろう!といきなり曲を流し始める(笑)
フリースタイルで少し踊ったあと、ダンス歴は何年か、いつダンスをしているのか、などなどお話をしました。
彼らは17歳と18歳の高校生と大学生で、毎週日曜にここで練習しているそう。他の曜日はどうしてるの?と尋ねると、学生だから勉強しているよ、と。やはりこちらの学生は学業が本業なのだと生の声を聞けて改めて感じました。
英語はペラペラだし、独学でここまで踊れるなんて、とても努力ができる人たちなんだろうと感じました。
普段は5人で練習をしているそうですが、今日は3人来ていないそうで、来週の日曜日、また一緒に練習する約束をしました!
そのあとはFacebookを交換してくれたり、ダンスを一緒に踊って動画に収めたり、フリースタイルで私がした技が初見だったらしく、レクチャーしたら熱心に練習してくれたり、、
かなりよくしてもらいました。
残念ながら動画は載せられないので、動画のスクショを載せておきます(笑)
彼らの練習の終わりの時間になってしまったので解散し、そのあとは1時間ほどかけて散歩をしながら家に帰りました。
午前中の活動を通して、ベトナムの人々は人のために全力でできることをしようとしてくれると感じました。
日本だったらきっと、突然話しかけてきた意思疎通にも苦労する外人にここまで親身にしてくれる場面は少ないのではないでしょうか。
自分が逆の立場だったらここまで親切にできるかと聞かれると自信がないです。
ベトナムの人々は、時間なのか心になのかなんなのかはよくわからないけど、余裕をもってる気がします。
こんなに良くしてくれる人に出会えて、それ以上のものを返したい、とあたしも心の底から思ったし、よい調査に絶対させよう!と。
家に着くと、昨日洗濯機の使い方を教えてくれたお家のサイモンさんと鉢合わせしました。
あたしの分のお昼ご飯を買ってきてくれて、連絡先を交換しました。
本当は家に帰って昼寝をするつもりだったけど、サイモンさんとのチャットと先ほどの大学生とのFacebookメッセージで英語をたくさん打ってるうちに、気づいたら木村さんとのお約束の時間になっていたので、フーンライに向かいました。
今日のあたしのフィールドワークはこんな感じで、たくさん新しく見たもの感じるものがありました。
明日は早速、今日はじめにあった女性の練習に混ぜてもらうので、明日も早起き!わくわくしています!笑
明日に備えてそろそろ寝ます!