研修7日目

 

今日は早起きして、御園生さんオススメのニューランに行ってきました。

 

今まで食べたバインミーの中で一番美味しかった!けれど、辛すぎて顔が麻痺して涙とまらず、、

今度からはNo spicyでオーダーします(笑)

 

そのあとはアース建設さんへ

 

行きのタクシーは有料道路を通っていて、木村さんにベトナムのビラ配りは信号待ちのバイクをターゲットにする、と教えてもらったり、こっちにきて一週間が経ち、だいぶ状況はつかめるようになってきたけど、まだまだ知らないことがたくさんです。

 

 

アース建設さんでは、はじめにJCTコースの説明を受けました。

2年間専門技術を学んだ学生の希望制のコースで、4ヶ月日本語を勉強したあと、日本語で専門技術を学ぶ。

 

日本語面では、1年間でN3をとることを目標としているらしく、昨日の村山日本語学校と比較できるとおもいました。

 

そのあとの専門技術の教科書を見せていただきましたが、正直4ヶ月の勉強で、このテキストを理解しろというのはちょっと無理がありすぎるのでは、、と。日本人の私からしても難しい内容でした。

 

 

 

実際にそのあと、日本語の授業風景画を見学させていただきました。

 

まず教室に入ると「起立!」の叫び声のあとに揃って皆起立。思わず驚いてしまいました。

 

皆一語一句ちがわず、「先生、よろしくお願いします」と挨拶をしていただき、後ろで見学。

 

 

生徒さんたちはかなり積極的で、昨日の村山日本語学校にはシャイな生徒さんが多かったのもあり、対照的でした。

 

先生に対しては、かなりスパルタ教育な印象をうけましたが、内容が会話中心の、しかも実用的な内容なので、リアルに考えやすく習得しやすいのでは、と感じた。

実際に生徒さんたちは、勉強を始めて3ヶ月とは思えない話しっぷりでした。

 

あとは、こちらではタ行を苦手とする人が多いのが発見であることと、
気になったのは、先生自身が癖のある日本語を話す方が多いことと、教材にあきらかな日本語ミスがあるのに、日本人の先生でさえ指摘しないのは、混乱させないようにとの意図があってなのかと疑問に思った。

 

 

 

そのあとはお昼を食べ、カフェに行き、明日から割と詰まっている予定の整理と、訪問先へのコンタクトをとったり、少し頭を整理させることに時間を使いました。それとペチャクチャの準備。

 

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普通のカフェはもう嫌という程行ったので、普通のアパートの一室でやってるカフェに行ってみましたが、少し冒険しすぎました、怖かったです(笑)

 

周辺でタクシーが全く捕まらないので、散歩をしながら時間を潰して、ペチャクチャの会場へ。

 

 

 

 

皆、同じだけの時間をホーチミンで過ごしているのに、多種多様で、当たり前のことだけど、改めてすごいなあ、と。メンバーみんな、私はそれぞれの面で尊敬しているので、すごく刺激を受けます。

 

私の発表は準備のしすぎとあがり症を発揮して、言いたいことを言えずでしたが、中間報告でここまで自分のやってきたことに自信を持って発表に臨めるとは、日本にいたころの自分は正直思ってもみなかったです。

まだ一週間だけど、たくさん成長できていると思うし、私はいつも周りにいてくれる人に恵まれています。

 

今回の調査も、自分の力は微力で、話しかけた時に親身に迎え入れてくれた現地の人々や、調査の場を提供してくださった木村さんやshowのスタッフの方々の力があってこそのものです。

 

ありがたいという気持ちを忘れちゃいけないと、改めて今日の発表で思いました。

 

 

明日は丸々1日フリーの日。

 

私は朝からこっちではじめてのレッスンを受けに行き、そのあとはshowの練習見学、夜はカルチャーセンター見学と、1日調査調査調査です!

 

明日でまた、素敵な進展をさせられるように、今日は早く寝ます!

 

 

 

 

研修6日目

 

 

今日はゆっくり寝たなと思って、時計を見てもまだ7時なので、生活リズムは現地に染まってきているなあと感じます

 

 

朝は家の路地で売ってる露店のバインミーとカフェスアダー

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 朝からゆっくりな時間の流れと、店員さんたちの笑顔と優しさで素敵な時間でした。

が、バインミーが火を吹きそうなほど辛くて終始涙目でした(笑)

 

 

 

 

 

時間にかなり余裕があったので、歩いて目的地へ向かったのですが、こちらにきてはじめて道に迷い、、

 

着いた先では起業家のビンさんにお話をお聞きしました。

 

ベトナムの若者の意外な一面を知りました。

 

ベトナムの若者は、高校生の時に職業選択をし大学を選ぶが、何を基準に職業を選択するのか。

それは何をしているときが自分が一番輝いているか、だが、彼らは若すぎるために自覚をしていないケースがほとんど。

そのため両親の考えの影響力が大きくなるのだが、ベトナムの若者はそれに鬱陶しさを感じるどころか、人が自分の人生を考えてくれるならそれに従う、といったように、考えることを怠けているのだとビンさんはおっしゃっていた。

 

 

また、ベトナム人は就職活動時に自信をもっているというのも驚いた。

 

学校を出たということは、それだけ勉強してきたということだから、と胸を張れるのは素直に素敵なことだと思うし、それほど学業に力を注いでいるのだろう。

 

日本人の傾向とはかなり違った考え方だと感じるし、日本人はあれこれ考えすぎの心配性なんだなあと思った。

 心配性も大切なことだし、楽観主義もマイナスに出ることはあるので一概には言えないけど。

 

ビンさんは職業選びを通じて、生きる上で必要なことを教えてくれた。

 

何かを選択することは何かを犠牲にすることとイコールだという話は、最近あたしが私生活の中で感じていたことだったし、情熱は全てに勝るという感覚もなんとなく経験したことがある。あとは、積極的であることの大切さは、これからも忘れないようにしたいことだと感じた。

 

 

キャリアデザイン学部に入ったきっかけという質問を投げかけられたので、私のきっかけを話したり、他の皆のこれまでの話を聞けて、皆それぞれの人生があってこの学部に入って、その中でもこうやって10人で研修に一緒に来れていることが嬉しかったし、そんな皆からは刺激をいつも受けます。

 

 

ビンさんは私の話の後に、芸術的オーラを感じたよ!と言ってくれて、私の将来予想までしてくださいました!笑

 

今の過程も必要なものだけど、いつかダンスの道に戻るよと言われて、驚いてしまった。

 

実は私は大学ではダンスをしないと決めて入学したのに、結局いま、ダンスサークルに入りどっぷりだから(笑)

 

話の規模は小さいけど、なんとなく自分でもわかっていたことで、それを5分ほど話しただけで見通されてしまって、またビンさんとお話していて人生経験の豊かさは、他人の話を聞いたあとの質問の仕方よく出るのかな、と感じました。

 

 

 

そのあと聞いた、Facebookのお話もかなり心に残っています。

 

Facebookをやりすぎている人をこっちでは空想世界を生きる人と呼ぶらしい。

 

ベトナム人はSNSを自己顕示欲を満たすために使うらしく、例えば自分を綺麗に撮った写真や最高の経験をした証拠を載せたり。(和田くんのブログの内容と被るところがあるなあと感じました)

 

ビンさんは、人には調子の良い時悪い時の波があるし、悲しいことだって辛いことだってあるはずなのに、最高潮の瞬間しか見ることのできないSNSで人を判断したり、人から判断されたりが嫌だとおっしゃっていて、なるほど、と思うと同時に日本とは捉え方が少し違うなあとも思った。

 

日本は(というか少なくとも私の周りの人々は)どちらかというとマイナスな投稿に嫌な印象を抱くし、プラスな投稿を多くすることが好印象につながると思うからです。

 

 

他にも、時間のお話を通して、当たり前だと思っているいまの状況は、実は尊いものなんだと考えさせられたり、だからこそもう少し帰国してからの普段の生活の仕方を考えてみたいと感じました。

たくさんためになるお話を聞かせていただき、お会いできる機会がこれで最後になるのは悲しいなと思っていたのですが、もう一度お会いできることになったので嬉しいです。聞きたいことを洗い出しておきたいと思います!

 

 

 

 

そのあとはカフェに行き、先日出会った学生とお話をする機会のアポを取ったりしながら休憩を挟み、

村山日本語学校を訪問しました。

 

私が1年半ほど塾講師をしていることもあり、今日の訪問は楽しみにしていました。勉強環境などもそうですが、単純に、自分が普段使っている母国語が、外国語としてどのように教えられているのかを見る機会は貴重だと思うので。

 

学校についてすぐにすれ違った、笑顔と優しさが印象的だった先生の教室に見学に行くことに決めました。

教室に入って、まずは先生も生徒さんもすごく歓迎してくれて、元気な印象でした。

自己紹介をしていると、可愛いとお世辞を言ってくれたり、写真をとっても良いか先生に尋ねた時には、私を綺麗にとってね、とユーモアを交えた雰囲気の授業でした!(笑)

 

 

授業内容はというと、まずは助詞の間違いや、不必要な抜きすぎが先生生徒ともに多い。

 

また、借りると貸すの違いなどが曖昧で、教科書には正しい漢字が書いてあるのにパワーポイントは間違っているなど、詰めの甘さも感じられた。

 

あとは、正誤問題の選択肢に理詰めで切れない微妙な選択肢があったり、意味上過去の話でないところに出てくる過去形などははやり難しく、先生のミスも目立っている点は気になった。

 

あとは、語り言葉というより書き言葉を中心とした授業であると感じ、ある程度は仕方ないと思いますが話し言葉にするとどうしてもぎこちなくなってしまいます。

(例えば、「書ける」→「書くことができる」)

 

 

 

他に気づいた点は、サ行や濁点の多い言葉を苦手とする人が多いこと。ベトナムにはZの概念がないと聞いたので、その影響かなあ、と。

 

 

 

 

やはり日本語を聞いていて、習得には反復練習が必要だと感じた。これはわたしたちにとっての英会話練習にも同じことがいえるのだろう、と他国での母国語学習を通じて自分にも生かせる発見がたくさんあった。

英語のリスニングも難しく考えてしまいがちだけど、結局どこかの国で使われている言葉にすぎないわけなので、もっとフランクに取り組めば良いんだなあ!と。

 

帰って英語をきちんと勉強したいと思う機会が多い。

 

 

 

来年、日本に留学に来る生徒が2人いた。明確な目標を叶えるために自分の国を選んでくれたのだと思うととっても嬉しかった!

 

新しい発見は、留学や仕事の都合で日本に来るベトナム人は、東京ではなく大阪に行くことが多いということ。

 

関西弁も入るし、語学学習が目的なら東京のべきでは?と疑問を感じた。

 

仲良くなった生徒さんに、たこ焼きが美味しいから食べてね!と伝えたらとっても嬉しそうにありがとうと言ってもらえて嬉しかったです(笑)

 

 

 

 

今日の解散はわりと早かったので、ビンさんの言葉を思い出し、早速夜の街を散策してみました。

 

本当に時間帯によって全く顔を変える街だなあ、と面白かったです。

 

携帯の電池も切れていて少し不安になったので、早めに帰って早めに寝ました。

研修5日目

 

今日は昨日のCarrieさんの練習に混ぜてもらう約束をしていたので6時に家を出て公園へ。

 

 

しかしCarrieさんの姿見当たらず、、

 

しばらく運動して時間を潰すも、現れず、、

 

ベトナムの人は時間にルーズな傾向があるとよく聞くからな、と思い、公園の向かいのお店で時間を潰すことに。

 

 

 

そういえば、昨日今日あたりから急に、ベトナムに対する緊張感というか、余計なものがすっと取れた感じがして、この自由な感じがなんとも過ごしやすく感じています。

 

今まではなんとなく日本をものさしに物事を考えてしまいがちでしたが、むしろ日本が特異な国なのでは?と感じる場面が増えてきています。

自分のあたりまえの生活環境を客観視できるって初めての感覚で不思議だし、でも大切なことだなあとおもいます。

 

多分、昨日たくさんの現地の人と話したり、自分から行動をたくさんしたからかな?やっぱり人の存在は自分の中で大きいのだと。

 

 

そんなこんなで今までは少し勇気がいったローカルなお店にもなんの抵抗もなく入れるようになりました。

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笑顔の素敵なおじちゃんに、カフェスアダーとおすすめのフードメニューをくださいと伝えると、すぐにカフェスアダーを持ってきてくれました。

 

2日越しにあたしのカフェスアダーが通じたことを嬉しく思いながら、フードメニューを待とうと、ありがとうと言いおじちゃんから目をそらすと、15000ドンを渡され見つめつづけられる、、

 

逆チップ?と思っていたらいきなり怒鳴られる、、

 

しばらく動揺したが、どうやらカフェスアダーの金を払えと言ってるらしい。確かにさっきからベトナム語を話すから、英語で言ったおすすめのメニューは通じてなかったらしく、まあそんなお腹空いてないしなあ、と思い15000ドンを渡すと、それでいいんだ、と言わんばかりのドヤ顔、、

 

さっきまであんなに笑顔が素敵だったのになあと思いながらカフェスアダーを飲んでいたら、今度は笑顔でお茶を持ってきてくれた。

 

言葉はわからないし、こちらが強い印象を感じただけで、思うほど相手は気にしてないみたい。それどころかすごく歓迎してくれている様子をどこからか感じて、嬉しくなったのでおじちゃんと写真を撮ってもらってお店を出ました。

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犬のアプリに喜ぶおじちゃんの笑顔もやっぱり素敵、、

 

 

 

公園を覗くもやっぱりCarrieさんの姿は見当たらないので、今日は諦めてフーンライに向かうことに。

 

毎日朝は練習していると聞いているので、また日を改めていこうと思います。

 

 

 

 

歩いてフーンライまで行く途中、学生服を着た子たちがバスを追いかけている光景を見て、昨日までの3連休がおわり、ホーチミンは日常に戻ったんだなあと感じました。

 

 

 

 

 

集合時間まで中途半端に時間が空いてしまったので、みんなのブログを読もうと近くのカフェに入りました。

 

綺麗な外観だとは思っていましたが、飲み物が80000ドンとびっくり。

 

おかげでWi-Fiはさっくさくでしたが、周りを見渡すといかにもお金を持ってそうな外国人しかいない。

 

日本にいるときに木村さんに教えていただいた、ベトナムスターバックスの立ち位置のお話を思い出しました。

 

 

不思議な感覚でした。

 つい5分前までは地元の人々のわんさかな通りを歩いていたのに、、

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ブログを読んで、同じプログラムで、一緒にホーチミンに来て、同じだけの時間を同じ土地で過ごしているはずのに、みんな一人一人あたしの知らないことを経験していて、もちろんあたししか経験してないこともあって、、

素敵な恵まれた環境にいれてるなあ、と痛感しました。

 

 

 

 

 そんなこんなで時間になり、フーンライに行き、白井さんのお話を聞かせていただきました。

 

 

昨日お店のアルバイトさんは皆社会的に恵まれない子であると聞いた時、正直なお話、少し不信感を抱いてしまいました。

 

あたしが今まで日本で出会ってきた経営者をはじめとする上に立つ人間は、社会的に弱い立場の人々に対して表向き良い言葉を並べつつ、実際利用することばかり考えている人間ばかりだったから。日本にいる頃からすごく不思議におもっていたし、それを大きな問題として見れないあたしを含めた周りの日本人の考え方も問題だとは感じていましたが、行動にまではうつすことができず。

 

 

しかし、白井さんのお話を聞いていくにつれ、こんな素敵な経営者がいるのか?と。

それはやりすぎでは?と思ってしまうほどにアルバイトさんたちがまるで本物の子供のように、プライベートまで手を差し伸べていたお話を聞いたときは驚いてしまいました。

 

 

そのあと、白井さんからのメッセージをいただいたのですが、どれもためになるお話ばかりで。

 

この春は自己啓発本のようなものを読んでいたり、自分について考えることが多い時期であったので、そのときはつらかったこともあったけど、多分その時期がなければ今日のお話を聞いても薄い理解しかできなかったのだろうと考えると、人生マイナスなんて一個もないって本当に思います(笑)

 

だから今日カステラを押し売りされたのも、後々話のネタになると思えばへっちゃらです。(別に元からそんな落ち込んでないです笑)

 

心に残った話はたくさんあったのですが、自分に足りてないと気づけたことは、「違うからこそ素晴らしい」のお話の中でのこと。

 

あたし自身もともと、違う人への理解はわりと得意な方だと感じています。

 

 

白井さんは、何か違うことが起きた時、その次に驚き、じゃあなんで違うの?と問いかけ、社会の違いから波及させて疑問を持ち、そこから聞いたり調べることまでのステップが大切だと教えてくださいました。

 

あたしはなんでも、そんなもんかあ!で済ませてしまうことが多い気がして、調べたり、聞いたり、せっかく気づけた違いにそんなにしがみつかないでいるのだなあ、と。

 

1人の時間を作って考えていると自分でも何を考えてるかぐるぐるぐるぐるわからなくなって、行動に移しながら考えるかあ!と予定を詰めて忙しく走り回っては、結果何回も夜寝るうちにファーストインプレッションも薄れてきて、そんなもんかなあ、で片付けてしまっているなあ、と。

 

あとは自信が100%かマイナスの両極端すぎる、という概念は新しくて、たしかに中途半端な自信も言われてみればありなんだなあ、と。100%の自信なんかより、熱意と希望がオプションでついてる方が長い目で見てよっぽど素晴らしいと。

 

今は自分は好きなことをしていて悩みもそんなにない幸せな時期なので笑、いつか悩んで答えが見つけ出せなくなったら今日のメモを引っ張り出して震え立たせたいなあと思っています!

 

 

たくさん素敵なお話を聞いたあと、フーンライでお昼ご飯もいただきました。

 

念願のチェーまで食べれて、あまり今までお話をできなかった御園生先生とたくさんお話を、できて、嬉しかったです。

 

 

 

そのあとは、洗濯とお昼寝をしに一度家に帰り、16時ごろに白井さんの奥様の雑貨屋さんへ。

 

たくさんお話ができたわけではないですが、品があって、心の奥に静かな炎の見える気がする、とても引き込まれる魅力を感じる、将来の私の理想の女性像そのもののような白井さんの雰囲気が、そのままお店の雰囲気で、とっても居心地のよい素敵なお店でした。

 

 

そのあと近くの雑貨屋さんやビンコムセンターを少し回りましたが、日本語の上手なベトナムの人は本当に多い!

 

 

 

そのあとはオペラハウスにAOshowを観に行きました。

 

今日は本当にずっと楽しみにしていた日で、いよいよかあ、とウキウキしながら向かいました。

 

 

AOshowとは、ベトナム人唯一の元シルクドソレイユの演者さんが、ベトナム舞台芸術のレベルの底上げを図るために立ち上げた舞台です。

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実は昨日少し、スタッフの方とお会いしたのですが、その時から対応が素晴らしく、さすがプロだなあと感じる点がたくさんありました。

し、今日も木村さんの姿を見て飛び出してきて喜んでいるスタッフさんたちが私を見て昨日ぶり、と笑ってくれ、ここで働く人々は心が豊かだとよく感じます。

 

 

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建物はフランスの影響をうけていて、古くからかたちそのまま残っているものだそうで、中に入るとますます素敵でした。

ウェルカムドリンクをいただき、ショーを見ました。

 

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感想としては、言葉にすると薄っぺらですが、本当に人間のパワーって凄い!と。

 

一つの作品を作ることの難しさに加えて、小道具の綿密なタイミング調整なんかは、どのように編み出して、どのくらいの期間をかけて、どのようにして完璧に習得させるのだろうと。

 

 

正直、世界で有名な舞台人たちに比べたらスキルなどはまだまだな部分もあるし、舞台の広さや照明器具などの環境条件も完璧ではないと思います。

それでもここまで私が感動したのは、演者さんたちが本当にこのショーを愛していて、タイトなスケジュールの中でも楽しんでいて、また自分自身に向上心のある、パッションがショーを通して伝わってきたからです。

なかなかできることじゃないって思います。

 

あとは小道具の使い方が素敵で見入ってしまいました。

はじまりの注意事項の説明は視線がばらけるように作ってあって、はじめの演目での小道具は一つのものをこんな角度からも活用できるのか!と。上から垂れている丈の棒もただよじ登るだけでなくアートにもなって、そのあとの細い竹の棒も視線の行き先をうまく変えてくれるので1時間とちょっと、少しも飽きることなく、なるほど!の嵐でした。

 

 

少しわかった風な話しかたになってしまったのですが笑、

あたしはもともと、ダンスに限らず芸術は、言語だったりの大きな垣根を越えるものがあるから好きです。

商売にするならある程度は求められてしまいますが、元をたどれば上手い下手や小細工の前「 にまず、気持ちを通じ合わせる1つの手段として、あたしは大好きだし、あたし自身も何度も助けられてきました。

 

 

感じたことをまとめるのが苦手すぎて、もっと感じたことがあるはずなのに、、、今週あと2回、AOshowを訪問させていただく予定なので、またその時にまとめていきたいです。

 

 

showの余韻に浸りながら食べた回転鍋?(回転寿司の鍋バージョンです。具材が回転してます。笑)も美味しく、ためになるお話もたくさんできて楽しかったです。これから起きるひとつひとつの出来事をものにしていこうと。

 

研修4日目


今日は夜までフィールドワークの日。
こっちに来てから毎日、朝の運動を試みるも、なかなか疲れを取り除けず、研修の時間ぎりぎりにとびおきる生活を繰り返していたので、やっとのチャンスだと今日を楽しみにしていました!
計画通り早起きをし、ストレッチやらなんやら済ませ、6時には家を出てランニングをしました。

 

初日に乗ったバスの中で、朝の5時代にも車通りが多くてびっくりしたのが印象的でしたが、こちらの交通量に目が慣れたのか、3日経った今日は、朝はバイクが少ないなあ、と感じました。

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最初の目的地であるレバンタン公園へ。

 

私の調査テーマである、ダンスに少しでも関係するものを見つけられたら、と訪れました。

 

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7時前でしたがすでにたくさんの人がスポーツをしたりおしゃべりしたり

 

 

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朝ごはんにバインミーパクチーときゅうりと赤唐辛子が添えてありました。カフェスアダーがきちんと伝わらなかった事件はこれで2回目です

 

 

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そのあとここで運動していたら、少し先にダンスを踊り始めた女性を発見したので話しかけてみました。

 

少し話していると、この方は日本でいう社交ダンスかな?男性とペアを組んで踊っているようで、毎日6時半からこちらで練習をしているけれど今日は相手の男性がいないんだと教えてくれた。

 

たしかにこの公園ではそういったダンスを踊っている人々はよく観察していたのだが、

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ストリートダンスを踊る人はいないのか尋ねたところ、とあるバーと通りを教えてくれた。

やはりhiphopなどはイコールでクラブやバーに結びつくらしく、調査が難しそうだなあと感じていると、明日の練習に来ないか、と声をかけてくださいました。

 

すごくよくしていただき、少し調査からそれた話もして、学校のプログラムで2週間ベトナムにいると伝えると、たった2週間だけ?本当に?とびっくりするほど驚かれました(笑)

自己紹介をして今日はお別れをしました。See you tomorrowを言える日が来るなんて嬉しくて、スキップしそうでした(笑)

 

 

 

 次の目的地、タオダン公園まで歩きながら行きました。

昨日歩いた道と同じだったので、土地勘がつかめてきたのと、朝と夕方では少し雰囲気も変わるなあと思いながら、途中の昨日気になったカフェに入りました。

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外装が素敵で目にとまったので、少し高めの値段設定かなあと予想して入りました。ドリンクのお値段は42000ドン。日本円で約200円でした。

 

カフェを出て、タオダン公園に向かうまでの間に小さな公園があったので寄ってみました。

 

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大きな音で音楽がかかっていたので行ってみると、小学生くらいの子供たちに私と同じ年くらいの女性がダンスを教えていました。

 

30分ほど観察していたのですが、振りを渡すときに2回ほど説明してすぐに音楽をかけるので大丈夫かと心配になりましたが、子供たちの飲み込みの早さに驚きました。

 

 

レッスンはなかなか終わりそうにないので、先生にインタビューするのは諦めて、近くに座っていた関係者らしい男性に話しかけたところ、英語が話せないみたい。結局先生の1人を連れてきてくれて、生徒さんたちを休憩させてインタビューに答えていただきました。

 

 

毎週日曜の7時から10時まで、ボランティアで子供にダンス教えてるそう。ダンスクラブだったり、固定された団体ではないそう。

 

 

 

それから、目的地に到着するとすぐ目の前にストリートダンサー2人組が見えました!popというジャンルを踊っていて、初めてストリートダンスをベトナムで発見したので、すぐに話しかけに行きました。あなたはダンサーですか?と聞かれたのでイエスと答えると、じゃあ踊ろう!といきなり曲を流し始める(笑)

 

フリースタイルで少し踊ったあと、ダンス歴は何年か、いつダンスをしているのか、などなどお話をしました。

 

彼らは17歳と18歳の高校生と大学生で、毎週日曜にここで練習しているそう。他の曜日はどうしてるの?と尋ねると、学生だから勉強しているよ、と。やはりこちらの学生は学業が本業なのだと生の声を聞けて改めて感じました。

 

英語はペラペラだし、独学でここまで踊れるなんて、とても努力ができる人たちなんだろうと感じました。

 

普段は5人で練習をしているそうですが、今日は3人来ていないそうで、来週の日曜日、また一緒に練習する約束をしました!

 

そのあとはFacebookを交換してくれたり、ダンスを一緒に踊って動画に収めたり、フリースタイルで私がした技が初見だったらしく、レクチャーしたら熱心に練習してくれたり、、

かなりよくしてもらいました。

 

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残念ながら動画は載せられないので、動画のスクショを載せておきます(笑)

 

彼らの練習の終わりの時間になってしまったので解散し、そのあとは1時間ほどかけて散歩をしながら家に帰りました。

 

 

午前中の活動を通して、ベトナムの人々は人のために全力でできることをしようとしてくれると感じました。

 

日本だったらきっと、突然話しかけてきた意思疎通にも苦労する外人にここまで親身にしてくれる場面は少ないのではないでしょうか。

自分が逆の立場だったらここまで親切にできるかと聞かれると自信がないです。

 

 

ベトナムの人々は、時間なのか心になのかなんなのかはよくわからないけど、余裕をもってる気がします。

 

こんなに良くしてくれる人に出会えて、それ以上のものを返したい、とあたしも心の底から思ったし、よい調査に絶対させよう!と。

 

 

 

 

 

家に着くと、昨日洗濯機の使い方を教えてくれたお家のサイモンさんと鉢合わせしました。

 

あたしの分のお昼ご飯を買ってきてくれて、連絡先を交換しました。

 

 

本当は家に帰って昼寝をするつもりだったけど、サイモンさんとのチャットと先ほどの大学生とのFacebookメッセージで英語をたくさん打ってるうちに、気づいたら木村さんとのお約束の時間になっていたので、フーンライに向かいました。

 

 

 

 

 

今日のあたしのフィールドワークはこんな感じで、たくさん新しく見たもの感じるものがありました。

 

明日は早速、今日はじめにあった女性の練習に混ぜてもらうので、明日も早起き!わくわくしています!笑

 

明日に備えてそろそろ寝ます!

研修3日目


今日は6時に起きて、遅刻は怖いのですぐさま証跡博物館へ。


場所を確認した後、隣のカフェで朝ごはん

と思っていたのに、入ったカフェにフードメニューはありませんでした(笑)


お店を出る勇気もなく初めてブラックコーヒー

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時間の流れのゆっくりな朝を過ごして、証跡博物館へ。



はじめに館長さんのお話を聞きました。


証跡博物館は41年前の明日にできた、動員客数ベトナム1の博物館です。

戦争の悪や罪を知らせることで平和の象徴となる、主に枯葉剤や収容所、戦争後の被害に焦点を当てている。その他特設展にて女性や子供、愛や人海戦術、子ども向けレクチャークラスなどを開講しているそう。



私の印象に残ったのは、館長さんから聞く日本の話。

日本人は愛国心があり、忍耐強く、戦争への関心が強い印象。

実際に証跡博物館を訪れる外国人のうち40%を日本人が占めており、また長年にわたってベトナム戦争への支援を行っていたことへの感謝の気持ちがあると伝えてくださいました。


また、日本と比べ、ベトナムが文明的にはまだ追いついていないことを、館長さんは許してほしい、とおっしゃっていたことが印象的でした。


館長さんは日本への印象を良い側面からのみ伝えてくださり、とても素直に嬉しかったのですが、文明的な差があることで、日本が100%良いとは私は思いませんし、だからこそ館長さんからみた日本の悪い側面の印象も質問してみたかったのですが、時間が来てしまったのが残念でした。





その後館内を見学


こんな写真も展示していいの?と直視するのに時間がかかる写真が多く、館長さんもおっしゃっていたように戦争の時代を生きていない私たちにとっての戦争は、兵器や死者の数や威力、全てが現実だとは思えなく、まるでドラマの中のお話のように感じてしまいます。本当に当たり前のことですが、この時代の人々も私たちと同じ感情や感覚のある1人の人間であることを感じさせられて、とても苦しい気持ちになるとともに、自分の平和ボケを感じました。


主に枯葉剤のコーナーですが、生まれ年が私と同じ方の写真が多く見受けられて、ますますいろいろなことを考えさせられました。



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写真はアメリカ兵の格好の展示。アメリカ兵は、国からきちんと制服を支給されるのに対し、ベトナム兵はきちんとした支給は少なく、ときにはハーフパンツで戦に出ていたという。そういった環境の差の中でもベトナム兵は戦いに勝ったことを象徴する展示コーナーだと、スーさんが教えてくださいました。

写真右下の制服は、左からアメリカの陸軍、海軍、空軍の制服だそう。




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目から耳から手から入ってくるものが多過ぎて、受け止めるのに時間がかかりました。



それから、タクシーに乗り、キークアン寺へ。


このお寺は、造りが特別なだけでなく、孤児院が併設されています。先ほどの博物館に展示されていた枯葉剤被害を受けた人々のほとんどがこちらに住んでおり、

また、親元を離れなければならなかった子供は必ず引き受け、マッサージの技術をつける教室でもある。



お部屋を見学させてもらったのですが、窓が少ないなというのが私には印象的。素直で元気な子が多い印象でした。うまく言葉にはできないし抽象的になってしまうけど、同じひとりの人間同士なのに、と見学しているときに複雑な気持ちになってしまいました。

だからと言ってここに住む人の数はきっと今後も増え続けるであろうし、良い策は思いつかなくて無責任な発言になってしまうのですが。





解散後は1人でお昼ご飯を散策しました。スコールが降っていたので結局近くのお店に入ったのですが、オススメを注文

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シーフードチャーハン


ベトナムはシーフードがお勧めとどこかで読んで以来気になっていましたが、ここで初シーフードできました。


お米がパラパラしていて、味に飽きたら先日バインミーについてきたお醤油と絡めて食べます!






その後40分ほどかけて歩いて帰宅しました。


初めてベトナムのスーパーに入ってみたり、今後のためにきになるスポットをチェックしたり、家のいつもと反対側の道路を散策したり、充実しました!




その後少し昼寝を挟んで、吉川先生のお話を聞かせていただきました。


外国人研修制度とは、元々日本の優れた技術をベトナムに持って帰るための勉強のための制度なのだが、ベトナム人にとっては実質出稼ぎ目的になっていることが現状で、更に蓋を開けてみると、多額のお金がかかることで出稼ぎどころか借金を抱えている、という問題がある。


いろいろな疑問があったが、現状としては日本からしてみれば、日本の主に肉体労働などの労働者不足を穴埋めしてくれてありがとう、

ベトナムから見ると、たくさん受け入れてくれてありがとう、

の、お互いにありがとうの関係が成り立っているという。




ベトナム国内で外国人研修制度が廃れない理由を説明してくださったとき、

良いイメージはよく回るが、悪いイメージはハズレくじだったんだね、といった程度で片付けられてしまうことが一つあげられていましたが、これは日本だと逆であることが多いのでは?と印象に残りました。ベトナムでは、人々がいつも素直だったりポジティブで活気のある印象を多く受けるので、国民性が出ているのかな、と少し考えたり。


日本人は嘘をつかない、などをはじめとする日本の悪いイメージをなかなか信じないという、自分の住む国の周りからの印象を聞いて思うことがあったり。


家族の繋がりが強いことについては、日本にいるときに本で調べたのですが、親を楽にしてあげたいと思う一つの理由に、ベトナムホーチミンシティが特別で、一歩出れば田園地域であることを聞いて、自分の中には今までなかった考え方だったため、自分のメディアリテラシー力のなさを感じました。




帰りに、今日は盛りだくさんで、いろんなことを考えながら歩いていたら初めてスリにあいました(笑)


きっとものすごーく、ボーッとした顔をしていたのかなあ、通りすがり際に前から来たバイクの後ろに乗ってるお兄さんがポーチを力強く握ろうとしたのですが、少し外して私の太もも鷲掴みしました。痛すぎて、怖すぎて、一瞬で我にかえりました。


一瞬の気の緩みが命取りだと感じました、このタイミングで気づけてよかった

特に少し慣れてきたころ危険だなあって感じました、皆んなも気をつけてほしい!



明日は4時半に起きる!おやすみなさい!

研修3日目


今日は6時に起きて、遅刻は怖いのですぐさま証跡博物館へ。


場所を確認した後、隣のカフェで朝ごはん

と思っていたのに、入ったカフェにフードメニューはありませんでした(笑)


お店を出る勇気もなく初めてブラックコーヒー

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時間の流れのゆっくりな朝を過ごして、証跡博物館へ。



はじめに館長さんのお話を聞きました。


証跡博物館は41年前の明日にできた、動員客数ベトナム1の博物館です。

戦争の悪や罪を知らせることで平和の象徴となる、主に枯葉剤や収容所、戦争後の被害に焦点を当てている。その他特設展にて女性や子供、愛や人海戦術、子ども向けレクチャークラスなどを開講しているそう。



私の印象に残ったのは、館長さんから聞く日本の話。

日本人は愛国心があり、忍耐強く、戦争への関心が強い印象。

実際に証跡博物館を訪れる外国人のうち40%を日本人が占めており、また長年にわたってベトナム戦争への支援を行っていたことへの感謝の気持ちがあると伝えてくださいました。


また、日本と比べ、ベトナムが文明的にはまだ追いついていないことを、館長さんは許してほしい、とおっしゃっていたことが印象的でした。


館長さんは日本への印象を良い側面からのみ伝えてくださり、とても素直に嬉しかったのですが、文明的な差があることで、日本が100%良いとは私は思いませんし、だからこそ館長さんからみた日本の悪い側面の印象も質問してみたかったのですが、時間が来てしまったのが残念でした。





その後館内を見学


こんな写真も展示していいの?と直視するのに時間がかかる写真が多く、館長さんもおっしゃっていたように戦争の時代を生きていない私たちにとっての戦争は、兵器や死者の数や威力、全てが現実だとは思えなく、まるでドラマの中のお話のように感じてしまいます。本当に当たり前のことですが、この時代の人々も私たちと同じ感情や感覚のある1人の人間であることを感じさせられて、とても苦しい気持ちになるとともに、自分の平和ボケを感じました。


主に枯葉剤のコーナーですが、生まれ年が私と同じ方の写真が多く見受けられて、ますますいろいろなことを考えさせられました。



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写真はアメリカ兵の格好の展示。アメリカ兵は、国からきちんと制服を支給されるのに対し、ベトナム兵はきちんとした支給は少なく、ときにはハーフパンツで戦に出ていたという。そういった環境の差の中でもベトナム兵は戦いに勝ったことを象徴する展示コーナーだと、スーさんが教えてくださいました。

写真右下の制服は、左からアメリカの陸軍、海軍、空軍の制服だそう。




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目から耳から手から入ってくるものが多過ぎて、受け止めるのに時間がかかりました。



それから、タクシーに乗り、キークアン寺へ。


このお寺は、造りが特別なだけでなく、孤児院が併設されています。先ほどの博物館に展示されていた枯葉剤被害を受けた人々のほとんどがこちらに住んでおり、

また、親元を離れなければならなかった子供は必ず引き受け、マッサージの技術をつける教室でもある。



お部屋を見学させてもらったのですが、窓が少ないなというのが私には印象的。素直で元気な子が多い印象でした。うまく言葉にはできないし抽象的になってしまうけど、同じひとりの人間同士なのに、と見学しているときに複雑な気持ちになってしまいました。

だからと言ってここに住む人の数はきっと今後も増え続けるであろうし、良い策は思いつかなくて無責任な発言になってしまうのですが。





解散後は1人でお昼ご飯を散策しました。スコールが降っていたので結局近くのお店に入ったのですが、オススメを注文

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シーフードチャーハン


ベトナムはシーフードがお勧めとどこかで読んで以来気になっていましたが、ここで初シーフードできました。


お米がパラパラしていて、味に飽きたら先日バインミーについてきたお醤油と絡めて食べます!






その後40分ほどかけて歩いて帰宅しました。


初めてベトナムのスーパーに入ってみたり、今後のためにきになるスポットをチェックしたり、家のいつもと反対側の道路を散策したり、充実しました!




その後少し昼寝を挟んで、吉川先生のお話を聞かせていただきました。


外国人研修制度とは、元々日本の優れた技術をベトナムに持って帰るための勉強のための制度なのだが、ベトナム人にとっては実質出稼ぎ目的になっていることが現状で、更に蓋を開けてみると、多額のお金がかかることで出稼ぎどころか借金を抱えている、という問題がある。


いろいろな疑問があったが、現状としては日本からしてみれば、日本の主に肉体労働などの労働者不足を穴埋めしてくれてありがとう、

ベトナムから見ると、たくさん受け入れてくれてありがとう、

の、お互いにありがとうの関係が成り立っているという。




ベトナム国内で外国人研修制度が廃れない理由を説明してくださったとき、

良いイメージはよく回るが、悪いイメージはハズレくじだったんだね、といった程度で片付けられてしまうことが一つあげられていましたが、これは日本だと逆であることが多いのでは?と印象に残りました。ベトナムでは、人々がいつも素直だったりポジティブで活気のある印象を多く受けるので、国民性が出ているのかな、と少し考えたり。


日本人は嘘をつかない、などをはじめとする日本の悪いイメージをなかなか信じないという、自分の住む国の周りからの印象を聞いて思うことがあったり。


家族の繋がりが強いことについては、日本にいるときに本で調べたのですが、親を楽にしてあげたいと思う一つの理由に、ベトナムホーチミンシティが特別で、一歩出れば田園地域であることを聞いて、自分の中には今までなかった考え方だったため、自分のメディアリテラシー力のなさを感じました。




帰りに、今日は盛りだくさんで、いろんなことを考えながら歩いていたら初めてスリにあいました(笑)


きっとものすごーく、ボーッとした顔をしていたのかなあ、通りすがり際に前から来たバイクの後ろに乗ってるお兄さんがポーチを力強く握ろうとしたのですが、少し外して私の太もも鷲掴みしました。痛すぎて、怖すぎて、一瞬で我にかえりました。


一瞬の気の緩みが命取りだと感じました、このタイミングで気づけてよかった

特に少し慣れてきたころ危険だなあって感じました、皆んなも気をつけてほしい!



明日は4時半に起きる!おやすみなさい!

研修2日目

昨日は疲れ切って21時には布団に入って、

今日は街散策がてら運動でもと思って5時に目覚ましをかけたのに、7時までぐっすり寝てしまいました(笑)

今日9/2は独立記念日で、ベトナムは祝日です。昨日から街には、今日のための装飾が見つけられて、ベトナムの人々にとってとても特別な日である印象を受けました。

今日は8時からタオダン公園の朝しか出ないというカフェに行き、バインミーを初めて食べました。ベトナムのフランスパンには米粉が入ってるらしく、もちもち柔らかい!

カフェにやたら多い鳥は、お客さんが自慢するために連れてくるのだとか。

机と椅子を自分たちで並べて卓を作ります。

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公園では踊りや運動してる人、こんな健康アスレチックがたくさんで、ベトナムに住む人は肥満率が低い理由が少しわかったような気がしました

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そのあとは初めてバスに乗り、サイゴン

バス停は結構種類があるらしく、これは行きに乗ったバス停

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バスの中、人々はあったかいなあというのが第一印象。初対面の隣の人とでも話したり、常連さんの降りるバス停になると運転手さんがサインを出している場面も見えました。

そういえば昨日、街を歩いているときに見たバスは全て地震速報のような音をずーっと出しながら走っていたが、あたしたち行きのバスは無音だったのは、何の差があるんだろう?

そのあとは木村さんオススメのフォー屋さん

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チキンのフォーとレモンソーダを注文しました

すんごく美味しくて、本当に感動してしまった、、

備え付けのすだちと青唐辛子を入れるとまた味がかわって、

レモンソーダは下にお砂糖が溜まっていて、上の酸っぱいソーダを飲んだ後と、下の甘いソーダを飲んだ後のフォーの味が全然違って、

たくさん楽しめました!(笑)

ベトナムに来て、2日がたち、少し慣れてきて視野を少しずつ広められているように感じます

10分車やバスに乗るだけで、街の様子がずいぶんかわったり、疑問をもてる場面が少しずつ増えてきたような。

ベトナムはあつくて、少し歩くとすぐカフェに行きたくなるけど、ベトナムのコーヒーのこの味が保たれているのは不思議だなあと思いました。

日本と比べて味がかなり濃くて、喉を潤すには向いていない気がして、長い時間の中で味が薄まらずきたのはなんでだろう?とか

もっともっと、これから先、長いベトナム生活の中で、いろんな細かいところに気づけるようになるのが楽しみになった1日でした!